ブランド価値を再定義し、“親友限定”のコンセプト酒場をオープン。

養老乃瀧グループのチェーン展開60周年を記念したプロモーションの企画・制作を担当。目的としたのが、既存顧客はもちろんのこと、まだ店舗に足を運んだことのない人にも興味を持ってもらうこと。その実現に向けて、ブランド価値の再定義から着手。60年という長い歴史を重ねているからこそ、見えにくくなっている“養老乃瀧らしさ”をわかりやすく言語化することにチャレンジしました。
経営層やスタッフ、チェーン店のオーナーやお客様にいたるまで、50名以上の方々へのヒアリングを重ね、“気心知れた人と気兼ねなくくつろげる場所”と定義。そこから「仲間酒場」というキーワードを開発し、各種キャンペーンの傘となるコンセプトに据えました。
施策の目玉については、抽選で参加できるコンセプト酒場『仲間酒場』を、実際の店舗内に特設コーナーとして展開。“親友限定”を条件にして、特製のコースや、想い出の曲を奏でる「流し」の登場、「親友証明書」の贈呈など､お互いの絆を深めてもらうための仕掛けを用意。その後1年間にわたって展開するさまざまな施策のトップバッターとして、周年イヤーのお祭り感を醸成していきました。